谷出 千代子
TANIDE Chiyoko
子ども教育学科
教授
文学修士
専門分野
国語・国文学
絵本・児童文学の評論
主な研究テーマ
赤ちゃん研究―ブックスタートから見えてくる親子関係―
子どもの本にみる老い・死生観に関する研究
主な授業科目
文学の世界
国語
保育内容研究(子どもの文化)
絵本・児童文学論
主な所属学会
日本児童文学学会
日本読書学会
日本保育学会
日本赤ちゃん学会
主な著書・論文・作品等
2013年「イソップ寓話にみる訓蒙について」仁愛大学研究紀要2013
2012年「イソップ寓話」翻訳・翻案の特異性―蟻と蝉の事― 仁愛大学研究紀要2012
2011年『老いと死を伝える子どもの本』(単著)改訂版 大空社
2011年「イソップ寓話の変容と訓蒙」仁愛大学研究紀要2010
2011年 昭和期にみるイソップ寓話「犬とその影」の変容 仁愛大学研究紀要2011
2010年『新子どもの言葉』(共著)三晃書房
2009年「絵本受容過程に関する専門性の共有」仁愛大学研究紀要2009
2008年『新時代の保育双書 ことば』(分担執筆)みらい
2008年『老いと死を伝える子どもの本』(単著)大空社
2008年「学生の協働活動を主軸にした地域子育て支援実践教育の試み」仁愛女子短期大学研究紀要2008年 (共著)
主な社会・地域活動
1991年~福井県文学コンクール「童話部門」選考委員(現在に至る)
2001年~福井県子どもの読書活動推進協議会副委員長(現在に至る)
2002年~福井県風花随筆文学賞選考委員(現在に至る)
2009年~越前市図書館「子どもの本研究会」講師(年間10回)(現在に至る)
2009年~越前市文化協議会委員 (現在に至る)
2010年~越前市図書館運営協議会副委員長 (現在に至る)
2012年~福井県ふるさと文学館(仮称)設立実行委員会副委員長(現在に至る)
2013年~福井県文化振興事業団 情報誌編集委員会委員
教育・研究に関する考え方
何事も楽しく学ぶ、他者と異なる視点で物事を見つめ直す、個人として実体験を重ねる、これが私の学びの方針です。
この考えから得た絵本・児童文学作品世界での、命の重さ、生き方の道しるべやそ行間に秘められた作者の人生哲学を学生諸君と分かち合おうとしています。
その他
2008年度から福井県内外の大学研究者と「絵本が育てる子どもと大人の『こころ』の育ちあい(2008・2009)」、「絵本が育てる子どもと大人の『こころ』の実践的研究(2010・2011)」を赤ちゃんの視線計測やブックスタートの現地調査によるデータを通して「赤ちゃんに絵本等を媒体とした母子相互作用の重要性の検証結果を2012年絵本フォーラムとして広く県内外に研究発表した。