コミュニケーション学科
国際英語コース●Web講義
英語以上に大切なのは
異文化を知ること！
英語が好きでも苦手でも、異文化を知ることで交流できる！
日本人にとって英語は使えてあたりまえの世の中。語学力は身につけておくべき、という風潮には揺るぎがないでしょう。その上で、仁愛大学のコミュニケーション学科には、国際英語コースがあります。このコースを希望してくる学生は、スキルアップを求めて進んで海外に行く傾向が強い。そうでなくても、コミュニケーション学科を選ぶ学生たちは人との交流が好きな人が多く、留学にも積極的ですね。
ただ、コミュニケーションは言葉ができるだけでは充分ではありません。言語の背景にある文化を理解することも大切です。昨今、世界中に広がる感染症の影響で、多くの人が長い時間を家で過ごしています。でも、そんなときだからこそ、たとえばニュースの中に異文化を学んでみるチャンスではないでしょうか。ある国では、マスクの着用に強く抵抗する人々がいるというニュースがありました。その理由について、民族性や文化・風習などの要因から読み解くこともできるでしょう。まずは興味を持つことが大事。英語が苦手でも、異文化への興味が言葉を学ぶきっかけになるかもしれません。言葉がわからなくても、人として通じ合う部分は必ずあります。そこから受ける刺激を、学ぶ力に換えていってほしいと思います。
- 加藤 優子教授コミュニケーション学科専門分野「異文化間教育学」
