仁愛大学【受験の窓】

コミュニケーション学科COMMUNICATION

社会・文化コースWeb講義

技術より技術を活かす
力が社会を動かす!

見た目ではないデザインの目的を知る!

獣害対策に「スーパーモンスターウルフ」?!ビジネスプランは無限大!

ゼミでは学生自らが考え、地域の課題を解決する様々なプランを「福井発!ビジネスプランコンテスト」に応募しています。獣害対策の実践に取り組み、見事一般の部でグランプリを獲得した学生のプランを紹介してみましょう。

近年、獣害が深刻な越前市では、地域によっては例年13万本出荷される越前水仙の出荷がゼロになることも。この課題を解決すべく導入したのが、北海道の太田精機が開発した、音声や光で獣を威嚇する狼型ロボット「スーパーモンスターウルフ」です。まず、約1㎞とされるウルフの効果範囲をネットワークカメラで1年間にわたり観察してみたところ、実際は150m程度と判明。そこで効果範囲を広げるために、LPWA(Low Power Wide Area)という、省電力で長距離通信が可能な無線技術を使うことにしました。獣を感知して音が出るセンサーと、長距離省電力のネットワーク技術を組み合わせ、センサーで田畑を囲むこともできるし、獣を山林へ誘導もできる仕組みです。審査員の大手企業の方々からの評価も高く、販売へ向けて準備が進められています。

今やどんな会社にも情報技術は不可欠。必要な人や技術をどう社会に活かしていくか、課題解決力が求められます。

安彦 智史 准教授
安彦 智史准教授コミュニケーション学科専門分野「情報学・コンピュータビジョン」
PAGE TOP