管理栄養士のフィールドスペシャルコンテンツ〈美容編〉

将来の夢

中学生でスポーツ栄養学を実践

小学4年生から始めたトランポリン。中学に入って体型が変わってくるのを感じて、勝てる体づくりを模索して始めたのが食事管理でした。本屋さんでスポーツ栄養学のわかりやすい本を見つけ、自分なりに研究。練習前はサバ缶と味噌汁、脂肪分はとらないよう気をつけて、3ヵ月後の大会で優勝することができました。だから、大学入学時の夢はスポーツ栄養士でした。

管理
栄養士！

高齢者や子どもたちの食を支援

大学時代、病気で食べられなくなった祖父が一気に弱ってしまうのを見て、人は食べて生きているんだと実感。祖父にしてあげられなかったことを、と、高齢者施設に就職しました。地域活性化にも積極的な施設だったので、施設外でもいろいろな方たちと関わる機会がありました。そんな中、食育にも携わってみたくなり、栄養教諭補佐として学校現場でも働きました。

転機 →
学び直し

きっかけは友人のブライダルエステ

もっと人を笑顔にできる仕事を、と思い始めた頃、結婚を控えた友人がブライダルエステに熱心になるのを見て。人を幸せにできて、直接「ありがとう」と言ってもらえるエステの仕事に興味がわきました。美容関係に就いている大学の先輩に話を聞き、すぐにセミナーを受講。6ヵ月間仕事をしながら学び、資格を取ることができました。

エステ
ティシャン！

お客様が増え、副業から美容に専念

副業でスタートしましたが、徐々にお客様が増えエステティシャンに転身。現在はお肌や食事・生活習慣のカウンセリング、エステティックや美爪ケアなどを行っています。また、美容レッスンの講師や、エステティシャンの資格取得もサポートしています。お客様と接する上で心がけているのは、相手を否定しないこと。日によってお客様にも波があります。今日は何を求めておられるのか、表情などにも気をつけながら施術やお声がけを行っています。

展望

笑顔の連鎖を、幅広い世代へ

化粧品やエステティックはもちろんですが、身体の中を変えればお肌も心も元気になります。だから管理栄養士の経験は、エステティシャンの私の強みでもあります。食べることの大切さ、食と美容の関係を伝えながら、学生から高齢者まで幅広い世代の方々と関わり、たくさんの笑顔の連鎖を生み出していきたいと思っています。