仁愛大学【受験の窓】

健康栄養学科HEALTH & NUTRITION

一般企業分野〈飲食店編〉

1日の主な仕事

栄養と健康に気を配ったメニュー開発、仕入計画から原価計算まで。
地域の人々に伝統発酵食の魅力とおいしく健康な食生活を届ける。

店長になったときはわからないことだらけでしたが、会社の雰囲気がとにかく温かく、優しい方ばかりなので助けられました。大学で学んだ原価計算や衛生管理などの知識も直接役立っていますね。若い世代は、最近味噌を食べる機会が減っていると思います。そんな人たちにも新しい味噌の使い方や、味噌だけじゃない麹(こうじ)や発酵食品のおいしさを知ってもらいたい。そのきっかけになるようなカフェにできたらいいなと思っています。管理栄養士の知識は、食に興味があれば楽しく学べるし、日常生活も含め幅広く活かせておすすめです!

岡 希
岡 希健康栄養学科 2018年3月卒業
株式会社 米五 販売営業部
みそカフェ「みそら」店長

岡さんの主な仕事の流れ

店内掃除

離乳食試食づくり

まずは店内の掃除から一日がスタート。6人のスタッフのうち4人はパート・アルバイトさんなので、基本的にはこの時間に出勤する社員2人で行います。お客様に気持ちよく安心して食事をしてもらえるよう、子ども連れに人気の畳の席などは特に念入りに掃除します。

調理

栄養相談

店のオープン前に、週替わりのランチプレート「みそらlaランチ」やオリジナルみそカレーなど、数種類のランチメニューの調理を開始。みそカフェならではのヘルシーで彩り豊かなランチプレートの献立は、定休日やお店が空いている時間を使って考えています。カフェタイムの日替わりケーキもこの時間に調理。ホームページやSNSで発信したときの“映え”にも気を使っています。

ホール接客

デスクワーク

事前に仕込みや調理を済ませてあるので、忙しいランチタイムは厨房をパートさんに任せて、主にホールで接客。お客様と心の距離が近づくような笑顔と、柔らかな話し方を心掛けて接客します。「小さなお子さんを連れたお客様も多いため、食べやすいように味噌の量を調節したり、みそをふりかけに変えたりして提供するなど臨機応変な対応も。子ども向けのメニュー開発も検討中です。」

翌日の仕込み

チラシやパネルの作成

店の賑わいが一段落すると、野菜を切ったり肉に下味を付けたり、と翌日の仕込みがスタート。盛り付けたときの見栄えを考え、丁寧に下ごしらえを行います。また、食材の仕入れ量や栄養価、原価計算、衛生管理など、あらゆる部分に気を配ることも、経営を預かる店長として欠かせません。

デスクワーク

翌日の準備

メニューの考案や調理の仕方を考えたり、売上げの計算をしたり、打ち合わせが必要なときもこの時間を使って行います。また、週替わりメニューを撮影し、毎週インスタグラムにアップするのも店長の仕事のひとつ。まずはお客様に来てもらうことが第一。SNSの発信や、外出自粛期間はテイクアウトを始めるなど、売上げを上げるためのアイデアを練り、スタッフの力を借りながら実現していきます。

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