- 研究分野
- 深層心理学
- 主な研究テーマ
- 心理療法
- 言語とイメージに関する深層心理学的研究
- 主な授業科目
- 精神分析論
- アイデンティティの心理学
- 臨床心理面接特論Ⅰ
- 心理療法演習
- 臨床心理学特論Ⅱ
- 所属学協会
- 日本心理臨床学会
- 日本病跡学会
- 主な著書・論文・作品等
- 『アニメと思春期のこころ』(単著)
- 『人形液』(単著)
- 『現代社会と臨床心理学』(共著)
- 「アニマ・ムンディとしてのモード—魂の現象学の試み—」
- 「『ゴシック』な世界観と『乙女』のアイデンティティ」
- 「少女漫画『天使禁猟区』と思春期女子の心理臨床」
- 「ガーリー・ルックとアルテミス元型」
- 「折口信夫の同性愛—グレートマザーとの関係性を生きる—」
- 「心理療法における言葉の体験—HeideggerのTrakl論を手がかりに—」
- 「ユングと近代的自我」
- 主な社会・地域活動
- 福井県文化協議会会員(「木立ち」の会同人として)
- 教育・研究に関する考え方
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学生諸君が自分の心を深く見つめ、みずから考えることができるような教育、自分自身を振り返って、「あれはそういうことだったのか」などと、感動をもって心のことが学べるような教育を目指している。研究に関して最近興味をもっているのは、言葉である。カウンセリングで「はじめて言葉になった」と言ってくれる人もいるように、通常の言語活動からこぼれてしまう感覚や思いが、われわれにはある。そうした感覚や思いを表現する言葉に対する関心から、詩の研究をおこなうようになった。