呼称の対人的機能 学校でも家庭でも、誰が誰をどう呼ぶのかという問題は、まぎれもなく対人的な心理学的距離の反映である。あだ名やニックネームは愛称にもなれば蔑称にもなる。古くは夏目漱石『坊ちゃん』、吉田兼好『徒然草』に見られるあだ名から今日のアンケート調査まで、多くのあだ名と命名理由を分類して機能を分析。平成26年度科研費補助金(出版助成)による出版。 大野木裕明著 ナカニシヤ出版 2015年刊 子ども教育 附属図書館の貸出状況