仁愛大学では、第三の学部として「ビジネスコミュニケーション学部(仮称)」の設置を計画しています。
現代社会は急速に変化し、経済活動も情報技術の進展や国際化の加速により、ますます複雑化しています。
こうした課題に対しては、一面的な解決策では対応が難しく、従来の方法だけでは解決が困難になっています。
そのため、複雑で不確実性の高い状況に適応し、多角的な視点から課題解決に取り組む力が求められます。
本学部では、経済・経営の理解を中心に据えつつ、これまで本学が培ってきた社会学や人文学の知見を活かし、学際的な学びを提供します。特定の専門分野に偏るのではなく、多様な分野を横断的に学修・研究し、実社会で活用できる実践的な力を養います。
複合的な学びを通じて、経済の枠を超えた広い視野を持ち、多様で複雑な課題を解決する力を身につけます。
そして、人と人が織りなす地域社会の中で新たな価値を創造し、地域産業や社会の活性化に貢献できる「社会を生き抜く力」を育成します。
ビジネスコミュニケーション学部は、地域社会を活性化させる仕組みや現代社会の諸課題に関する教授研究を通して、特にビジネス分野を中心に、コミュニケーション学の専門知識とコミュニケーション力を身に付け、地域産業の振興と発展に寄与できる人材を養成することを目的としています。
4年間で学んだことをどう社会で活かせばいいのかわからない…ビジネスの現場で課題となる、学びと実社会のミスマッチ。ビジネスコミュニケーション学部では、日々のビジネスに直結する複合的な学びとコミュニケーション力を身につけ、地域の活力となる人材を育成します。
経済学・経営学の基礎知識を理解し、経済活動の現場で幅広く活躍できる創造力を育成。大学から社会へ、スムーズに移行できる実践的なスキルと知識を身につける、実社会に直結するカリキュラムです。
多彩な領域からそれぞれの専門性を深める3つのコース(ビジネス、観光学、コミュニティ・マネジメント)。さらに、社会調査と英語の2つのプログラムも用意。自分らしい学び方をデザインできます。
経済・経営はもちろん、情報・社会・異文化など多彩な分野を複合的に学び、多角的な視野を育成。実社会に不可欠なビジネスコミュニケーション力の習得に重点を置き、社会の変化に対応する力を身につけます。
幅広い職種に対応するビジネス実用力を武器に、地域のあらゆる経済活動において、マルチに活躍できる期待と可能性を見据えています。
市場調査やマーケティング戦略の設計、コンセプトの創出や企画立案、財務状況を踏まえた戦略の策定など、地域における組織の成長を支える力を身につけ、組織内の円滑なコミュニケーションを大切に、多方面で活躍できる人材を目指します。
街に活力をもたらす観光産業は、地域経済の重要な柱です。観光協会やDMO(観光地域づくり法人)、企業での企画開発などを通じて、地域の魅力を発掘し、発信する力を身につけ、地域を活性化する人材を目指します。
中小企業の成長を支援する施策の推進、地域ブランドの価値向上に向けた戦略立案、住民と連携したコミュニティ活動の支援など、幅広い業務に取り組みます。市民や企業と協働して地域の可能性を広げ、発展を支える人材を目指します。
製品やサービスを生み出す企画力に加え、会計知識、マーケティング、営業、そしてリーダーとしてのマネジメントスキルを習得。起業や事業承継に必要な力を身につけ、地域で挑戦し、新たな可能性を切り拓く人材を目指します。
経済社会での実用性を目指すビジネスコミュニケーション学部では、ビジネスの動向やニーズも注視。
各分野に特化した資格や知識の習得に力を入れ、実践を重視したプログラムを設置しています。
一般社団法人社会調査協会が定める科目を履修し、単位を取得、大学を卒業することで「社会調査士」資格が得られます。社会調査を遂行する能力や収集したデータを読み解く分析力は、研究教育機関や官公庁をはじめ多くの企業でニーズが増加しています。社会や市場から必要な情報を集め、正しく読み解き、行政や企業に貢献する行動力を身につける「社会調査士プログラム」を用意しています。
国際ビジネスだけでなく、地域行政や観光産業においても今や必須の英語コミュニケーション力。「英語コミュニケーションプログラム」では、オーラル・コミュニケーション、コミュニケーション・ストラテジー、国際ビジネス英語などを通して、「聴く、話す、読む、書く」の4技能をバランスよく習得。ビジネスや観光など、地元グローバル企業で役立つ、実践的英語力を身につけます。
3つのコースを中心にカリキュラムを構成。多領域にわたる複合的な科目群を通して、“社会を実感できる”実学志向の学びを体験します。
経済・経営、企業活動やマーケティング、語学など、幅広く展開される講義の中から、各自が地域社会に活かしたい分野を深めていきます。