生涯の「生きがい」を創ってください。
仁愛大学では、社会人の方々にも大学での勉強を再会していただくための制度、社会人入試制度を設置しています。2008年度現在では、すでに十数名の社会人たちが社会人入学・社会人編入学制度(3年次編入制度含む)を利用して大学で学んでいます。
社会人として様々な体験をされてきた方々なので、独自の思いで学問を吸収し、また新たに社会へ向けて活躍する時を待っています。
今の自分を解決したい。だから仁愛大学人間学部。
社会人入学生として、この春から4年間を学ぼうと入った仁愛大学。社会人として20年のキャリアを積みながら生きてきた私にとって、入学のきっかけは仁愛大学のホームページを眺めていた時に飛び込んできた、たったひと言の言葉でした。
『 i believe 』...自分を信じる?グラフィックデザイナーとしての仕事をこなしながらの毎日、人と人の間を調整することだけがデザインの使命だと信じてきた自分は、果たして自分の力を信じてこの社会に存在しているのだろうか?
『 i believe 』は、そんな心の隙間に、すうっと入ってきたワードでした。偶然にも、信じるという言葉は「人+言」で構成されています。人間をもっと学びたい!自分の可能性を知りたい!コミュニケーション・デザインを学問として手に入れたい。湧き上がった私の希望に、仁愛大学はすべてを満たしてくれる場所だったのです。そうやって、私の社会人でありながら、大学生という新しい生活が始まったのです。
夏休み。久しぶりの言葉。実はこの夏休みに、社会人×大学生という立場に疑問を持ち始めました。仕事と学問を、自分の許容範囲を考えないで詰め込みすぎたせいで 、私の器から溢れだしてしまったのです。適量を超えてしまったのか?という感じで した。そんな壁に立ちふさがれたとき、大学の学友が問いかけてくれたのです。「じゃあ、あなたの適量って何?」そう言われた時気づいたんです。コップの中の水のように、表面張力を保ちながらあふれる何か。それがきっと情報だったり、想いだったり、夢だったり、希望の源なのでは?そんな溢れ出すモノゴトがつながりあって、この大学を形成したり、地域になったり、全国や世界に広がっていくんじゃないかな。ひとりっきりで考えてたから、溢れることが恐かったし、辛かった。でも、学友のひとことで溢れる何かで誰かとつながっていくことを学んだのです。20歳前後の大学生の親御さんだったらわかっていただけると思います。
たとえば、親子で信じあうこと 、家族で、隣人と、そんな当たり前のことをコミュニケーションできてないのが現在じゃないでしょうか。仁愛大学に入った学生が変わっていくのは、学生として当然のことです。そのことで、自分の親との関係が変わる、地域の人たちとの関わりが変わる、そうやって少しずつでも周囲と変化を遂げて行くことこそ仁愛大学の成長といえるのではないでしょうか。
自分にしかできないことを精一杯見つける、でも溢れてしまった自分ではできないことは、人を信じて力を借りる。そういうことを学んでいるような気がします。自分も生かして、でも人に生かされている。そのことに気づくことが人間学だと思うし、テクニック、スキル、テクノロジーはパソコンを利用しながら、さらに人間にしかできないことを伸ばす時代なのではないでしょうか。
そんなことを信じて、卒業後は若い同窓生たちと様々なプロジェクトにチャレンジしていきたいですね。
グラフィックデザイナー
コミュニケーション学科卒
稲葉明美

