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2008年04月21日特別公開セミナー「露地園芸にみる日本のこころ」(5月1日)

人間学部 コミュニケーション学科 特別公開セミナーの開催をご案内いたします。

仁愛大学 人間学部 コミュニケーション学科 特別セミナー
対談形式セミナー『日本のこころ』露地園芸にみる日本のこころ

 ホスト講師:書家 俵 越山氏(本学非常勤講師 谷 雅徳氏)
 ゲスト講師:庭師 小川 勝章氏(植治)

 日時:2008年5月1日(木) 午後7時〜8時半
 会場:仰明寺 本堂(鯖江市和田町16−49) 地図(PDF形式)
 後援:福井新聞社・FBC福井放送・福井テレビ・FM福井・丹南ケーブルテレビ
 備考:入場無料(事前申込は必要ありません)

 特別公開セミナー「露地園芸にみる日本のこころ」(詳細)(PDF形式)


・企画主旨
街なかのあちこちの家の前、あるいは道路際に何気なく育てられている草花にも、ふとこころを奪われることがある。
その草花達にもこころがあり、育てている人にもこころがある。
そんな小さな庭(露地園芸)を通して日本のこころを考えてみたい。
今回は、平安神宮などの作庭で有名な七代目小川治兵衛(植治)を先祖にもつ、小川勝章氏をゲストに迎えお話を聞く。

(世に言う名庭だけが日本のこころを表現しているのではないと思う。 俵 越山)

・講師紹介
谷雅徳氏
元タレント越前屋俵太氏。現在は、俵越山の雅号にて書家として国内外にて活動中。平成18年度より、仁愛大学非常勤講師として「パーソナル・コミュニケーション論」を担当。

小川 勝章(おがわ かつあき)氏
1973年生まれ
1989年高校入学と同時に、父である11代目小川治兵衛の下での修行を開始する。
1996年立命館大学法学部を卒業し、造園植治に入社する。
1級造園施工管理士を取得する。
名城大学特別非常勤講師(理工学部市民開放講座)等を歴任する。
歴代及び当代の手掛けた庭園の作庭、修景、維持を行う。
自身もミラノサローネ和空展、西安子午大道、また個人邸等において作庭を行う。
宮城大学「お庭から考える」、武庫川女子大学「日本庭園におけるもてなしデザイン」、名城大学「お庭と慶び」、京都精華大学「お庭で見つける慶び」、りつめい読者の会「慶びのお庭」、池袋西武コミュニティカレッジ「お庭の見方」、近鉄友の会「お庭のつながり」、京都こだわりの会「町屋の庭園」、関西住文化研究会「京の暮らしとお庭」等において講演を行う。

水や土に慶んで頂き。
樹や石に慶んで頂き。
お庭に慶んで頂き。
皆様に慶んで頂きたい。

(参考)
小川治兵衛/宝暦年間、初代は侍より庭園の道を志し、帯刀を許される作庭家となる。以後、代々は「植治(うえじ)」の屋号の下、小川治兵衛を襲名する。
特に7代目は山県有朋邸(無鄰庵)・平安神宮・円山公園・西園寺公望邸(清風荘)・市田弥一郎邸(對流山荘)といった国定名勝指定作庭庭園等を作庭し、日本庭園に開放的な慶びを取り入れた。
現在は11代目小川治兵衛が当主を担う。

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