地域共創センターでは、地域への「知の提供」のために、教育・研究・支援の成果を活かした学術的・文化的講座や、地域の皆さまのための教養・スキルアップ講座など、多彩な講座を開講しています。

今回の公開講座は、
3月19日(月) 13時30分~15時に、越前市福祉健康センターにおいて、
健康栄養学科の鳴瀨碧教授による「認知症を予防しよう」というテーマで講座を開催しました。

誰もが気になる「認知症」。講座前半は、認知症に関する説明や認知症予防方法についての講義を聞きました。予防には、運動・食事・知的刺激が重要とのことでした。
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予防運動には、有酸素運動やデュアルタス(2つの事を同時に行う)の運動が効果的であること、予防の食事は、①バラストの良い食事、②摂取カロリーに気をつける、③塩分を控える、④間食・糖分を控える、ことが大切であると学びました。


後半は、2つの事を同時に行う運動をしました。身体を動かしながら頭も動かすという方法で、途中で頭が混乱して思うように体が動かせない場面もありましたが、それこそが脳への刺激になるとのことでした。
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楽しく遊び感覚で簡単に体を動かすだけのデュアルタスの運動でしたが、脳の血流量を上げる事ができ、脳が活性化した講座になりました。

平成29年度の公開講座は今回で終了いたしました。次年度は5月以降開講予定です。ご参加お待ちしております。