寺崎 貴裕(4年)
湘南高校出身
悩んでいる人に、どう応える?
専門的に考える、日常の悩み相談。
悩みを抱えている人の力になりたい...そう思って心理学を学ぶ中で、興味深い論文と出会いました。「人はどのように他者の悩みを聞くのか」。悩みを相談された時、一般の人はどう対応するかを 実験・分析し、カウンセラーの場合と比較したものです。悩んでいる人を受け入れる態度は一般の人も専門家も同じ。でも、専門家は心理学の知識をもとに話を聞きますが、一般の人は自分や友人 の体験をもとにアドバイスする傾向です。また「よくあることだ」「大丈夫」など励ますだけで終わるケースも。みなさんは、どう対応していますか。
関口 佳純(4年)
敦賀高校出身
どんな恋愛してますか?
心理学的に研究してみる。
心理学でいう愛情スタイルとは、恋愛のタイプのこと。恋愛至上主義の「エロス」、遊びの恋「ルダス」、友愛の「ストーゲイ」、実利的な「プラグマ」、狂気的な「マニア」、無償の愛「アガペ」の6分類。 この恋愛のスタイルと依存性の高さを判断する質問紙を作成し、調査しました。調べたいのは、恋愛依存。恋愛は人間を成長させるものだけど、中には恋愛に依存しすぎる人も多いですよね。依存しがちなとらわれ型の人は、どんな恋愛をするのか。遊びの恋をするタイプは恋愛に依存しないのか。恋愛の心理学、面白そうでしょう。
西 達也('11年3月卒業)
小松市立高校出身
メンタルトレーニングで
試験の緊張を乗り切れ!
プロ選手も行うメンタルトレーニング。中には、ぼくたちの日常に応用できるものもあります。手軽なのが呼吸法。緊張したらゆっくり腹式呼吸してリラックス、逆に浅く早い呼吸は心拍数を上げて気持ち を高めます。音楽も効果的。試合前に音楽を聞く選手は多いですね。ゆったりとしたリズムは心が落ち着き、アップテンポの曲は元気が出ます。筋弛緩法は、一度ギュッと身体に力を入れて緊張状態を つくった後にスッと力を抜く方法。筋肉が弛むとともにリラックス状態に導きます。また、「気持ちが落ち着いている」「手足が暖かい」など自己暗示をかける方法もあります。みなさんも、試験や面接直前など緊張する場面で、試してみてはいかがですか。
角亦 祐加理(4年)
高志高校出身
今、ドキドキしてる?
「 まばたき」で心がわかります。
美しい風景や可愛い動物など「快」の画像と、戦争シーンや泣き顔など「不快」の画像を被験者に見せて、まばたきを測定します。先行研究では、不快な画像ほどまばたきが増える結果でしたが、私たちの実験では快の画像でもまばたきが多いケースがありました。分析を進めると、まばたきが多いのは、風景などのリラックス画像よりも思わず笑ってしまうような楽しい画像を見た場合。つまり、心の興 奮状態がまばたきの数に表れていたのです。人の心は見えないけれど、時にそれはまばたきなどのちょっとした表情に表れる。表情から相手の気持ちがわかれば、コミュニケーションにも役に立ちますね。
小池田 悠(4年)
金沢西高校出身
子どもたちの心に、
今、何が起きているのですか?
きっかけは、授業中に騒いだり立ち歩いたりする児童・生徒が増えているというニュース。調べてみると、普通の子どもたちが「荒れる」状況、その背景には家庭環境や情報社会の影響など学校外の要 因もあること、そして、現状に苦しみながらも教師としてのアイデンティティを模索しながら子どもたちとの関係を大切にする先生たちのことがわかりました。子どもに関わる仕事を目指している私にとって、この問題はとても身近で大きなテーマです。「なぜ?」「どうすればいい?」答えを見つけるのは簡単ではないけれど、子どもたちの心の内や先生方の想いを深く掘り下げ、考えていきたいと思っています。
堤 一馬(4年)
丹生高校出身
虚偽検出の実験。
視線の動きで、ウソは見抜けるか?
ウソをつくと心拍数が変化したり、手に汗をかいたりします。では視線は変化するのか。そこで、ハンマーやこん棒など4種類の道具が置いてある、誰もいない部屋でウソ発見の実験を行いました。被 験者は、道具を1つ選んで中にある粘土を壊して部屋を出る。その後、被験者はすべての質問に「ノー」と答えます。「粘土を壊しましたか?」「ノー」「このハンマーを使いましたか?」「ノー」。アイマークカメラで視線の動きを追います。この瞬間、被験者の視線はどんな動きをするでしょう?


















