仁愛大学人間学部コミュニケーション学科も開学10年目を迎えています。これまでに6学年分の卒業生達が社会に巣立って行きました。
今年も「オープンキャンパス」に参加してもらい「OB&OGに聞く」という企画に参加してもらっています。受験生やその保護者に「コミュニケーション学科の魅力」を生の声として語ってもらいました。
また、その傍らでそれぞれにインタビューを行いましたので、ここにその内容をお知らせします。
「コミュニケーション能力」や「社会人基礎力」1)を大学生活で身につけ、社会に出てからも進化し続ける先輩達の話に耳を傾けてください。
インタビュー内容は随時追加更新していきます。
コミュニケーションにかかわった4年間全部が、今の自分につながっています。
小野田明美さん
福 井銀行勤務
平成19年度卒業・4期生
英語コミュニケーション系
仁愛女子高校出身- 福井銀行で、預金窓口を担当しています。もちろん、顔見知りのお客様もいらっしゃいますが、ほとんどの場合は初めてのやりとりとい
うことになります。若い方から、年配の方まで、どなたにも銀行のサービスをきめ細やかに、わかりやすくお伝えするということでは大学で
培ったコミュニケーション能力はずいぶん役に立っています。
実は私、高校の時は理系だったのです。ただ英語はずっと好きで、学科の中に英語教育学という系を見つけたのがきっかけですね。仁愛大学 に入学し、1、2年はしっかりと基幹科目を取りながらアルバイトもかなりやっていました。1年の夏休み明けからずっと、大学とバイト先の ユニクロを往復していました。ユニクロは皆さんご存じでしょうが、売り場のスタッフはショップと商品を徹底的に理解した上でお客様にサ ービスを提供しています。私にとっては、社会を知るためのもうひとつの大学だったような気がします。コミュニケーションの、話す、聞く 、読む、書くという基本が仕事にも活用できた4年間でした。結果、ユニクロのSC(Customer Satisfaction)賞に選ばれたのは嬉しかったで すね。先輩や同期が、大学の活動を通して社会を知ったように、私にはバイトでの仕事が大学活動のようなものでした。
ゼミでは、紺渡先生に学びました。どう学び、どう教えれば英語を効率的に習得できるか。また、模擬授業などを通して、英語の効果的な指 導法を身につけるというものです。紺渡先生にはほぼマンツーマンで教えていただき、とても贅沢な時間を過ごしました。具体的には、高校 生に英語でプレゼンテーションを実施、地元の方々にパソコンを指導し、皆さんがご自身でプレゼンテーションができるように指導しました 。この時に、高校生をはじめたくさんの方々とお話しできたのが大きな出来事でした。
高校生の皆さんにメッセージを送るとすれば、大学に入ったら遊ぶことも大事ということですか。私は大学とアルバイトの往復でしたので。 仁愛大学のことで言うと、真剣に教えてくれる先生たちがいいですね。いろんな話も熱心にしてくれて、とても身近に感じます。
なにより仁愛大学でコミュニケーションを学ぶことができて、現在の仕事に就けているということです。この仕事でよかったと思えるし、さ らにいうなら英語というツールでもっと活躍したいということです。そして、最後になりますが、この大学で本当に成長したなとつくづく感 じます。皆さんも、自分の未来を探しに来てください。
新聞社勤務なので、仁愛大学の4年間がまったく無駄になっていないという結果です。
笠松俊秀さん
日刊 県民福井・編集局報道部勤務
平成17年度卒業・二期生
企画表現系(旧コミュニケーションデザイン系)
羽水高校出身-
高校の頃は、まだやりたいことも決まっていなかったのですが、福井にも心理学科ができたということで興味はありました。結局、第2志望だ
ったコミュニケーション学科に入学することになり、人生が決まりました。この大学の特徴だと思うのですが、入学早々人間関係が濃くて、
深くて、かかわる人数も半端じゃないんですよ。もちろん、先生方や地域の人たちや社会人の方も含めて、様々な年齢や職業にも触れました
。そのうちもっと人と社会にかかわりたいと思い始めたのです。
そこで当時、毎日新聞にいらっしゃった山口先生のゼミを選択(現在は橋詰先生のゼミ)しました。そのゼミでは、ゼミにいる間は私たちも 新聞記者という考え方を徹底するのです。そう、新聞記者の心得とは徹底的にミスを消去すること、というところから。また、パソコンでの デザインも学び、レイアウトの基本や約束を知ったことは現在でも大きく役立っています。これほど仕事に役立つ学びって、なかなかないと 思いますよ。私の場合は結果論かも知れませんが、新聞社での面接の時に「学生時代に何を学びましたか?」と聞かれ、「新聞に携わる勉強 をしていました!」って答えられるわけですから。
もしやりたいことがあるなら、こんなに有効な大学はないでしょうね。あるいは道が決まっていなくても、私のように気づくことで将来に向 けてピンスポットで近づけます。このように、コミュニケーションを学ぶということは、やりたいことを知るということでもあるのです。も っと言うと、とても仕事や現実に近い学科だと言えるのです。
現在は教育分野を担当していますが、何か物事が起きればすぐに応援に飛びます。今年は、APEC、選挙、スポーツに加え、教育関係でも目一 杯で多忙を極めました。でも、こんな忙しさも苦にならない大学での経験があるのです。授業に、野球部、ボランティア、バンド、アルバイ ト...という生活はすべて記者生活の糧になっています。その頃の仲間とは、今でもしっかりつきあっていますよ。後輩もよく住まいまで遊び に来てくれます。そういう財産を作れたのも、仁愛大学に行った喜びです。
これから大学を選ぶ皆さんには、将来を学科という枠に縛らずに進んでほしい。コミュニケーション学科は、コミュニケーションを通して知 り合うすべての事を味方にすることで、未来を選べるチャンスを作れる場所なのです。私も記者を通して、まだまだ大きな夢に向かっていま す。これから社会に出る準備を始める皆さん、仁愛大学を大いに利用してみてはどうでしょうか。
子供の頃からの夢に一気に近づけた大学でした。まっすぐに、迷うことなく。
棚田恭子さん
福井 テレビ制作局制作部勤務
平成17年度卒業・二期生
企画表現系(旧コミュニケーションデザイン系)
武生東高校出身-
小学生の頃ですか、なんとなく放送にかかわりたくなったのです。中学では当然、放送部に入部。高校は、放送部が強い武生東を選びました
。中学からビデオカメラを回し始めて、高校ではほぼ映像中心の作業でした。さらに映像を極められる大学を探していたところ、仁愛大学に
出会ったのです。基幹科目からも、できるだけ映像に役立ちそうな授業を取っていました。もちろんゼミも、映像を活かせそうな金田ゼミを
選択。入学式や大学のグラウンド竣工式の記録、アルバイトもテレビ局、卒業制作も地域のPRビデオ、就職も福井テレビと、これまでの人生
は映像がかなりの時間を占めています。寄らば大樹というか、意味なく群れるのが苦手な性格だからかもしれませんね。カメラをのぞいてい
る間は、ひとりですから。ああ、編集も基本はひとりですね。構成も。こんな偏った性格の私を、無事昇華させてくれた仁愛大学はすごいと
思いますよ。
現在主な仕事は、チカッペの制作です。この番組は立ち上がりから深くかかわりました。作業は、毎回の企画とネタを考えて、プロデューサ ー確認。OKをもらって、アスリートや、チームの監督に取材をかけます。デリケートな時期を迎えている時は、お断りされますが。承諾をい ただければ、構成、取材、撮影、編集、ナレーション録りして完成。その後オンエアを迎えるわけですが、これには今でもドキドキしますね 。放送事故は起きないか、レーティングはどうなのか、とかですねえ。
いまだに勉強を怠らずに、制作も1本1本修練しているはずなのにオンエアの緊張はなくなりません。
ドキドキといえば、3年の時に担当した入学式です。同期の女子がプロデュースを担当していたのですが、映像担当の私を全面的に信頼してく れて。現場で編集しながら、映像の生ライブを会場で上映するという、当時の私には離れ業ともいえる作業をやったのですが、もうプロデュ ーサーの彼女を喜ばせたい一心でなんとか成功させました。自分の映像で誰かが喜んでくれる、そんなシンプルなことに改めて気づかせてく れたのも仁愛大学です。
私にとっては、子供の頃からの夢に一気に近づけた大学でした。まっすぐに、迷うことなく。皆さんが思っていること、やりたいことはでき ます。やれないことなどないと思います。目指したいことだけみつけられれば、必ず実現できる大学だと思います。私もまた、次回作に向け て夢を膨らませています。機会があれば、皆さんともまた大学で語り合いたいと考えていますので、ぜひ、仁愛大学へ。
1)社会人基礎力/2006年に経済産業省より「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」が体系化され提言されたものです。「行動力/Action」「考察力/Thinking」「チームワーク/Teamwork」の大きな3つの柱に大別され、それぞれに「どんな能力が必要とされているか」が示されたものです。本学科では、2001年の開学以来、先駆けてこの考え方で教育支援を推進しています。
経済産業省社会人基礎力サイト http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.htm

