本学姉妹校 カリフォルニア州立大学フラトン校教員招聘事業を行いました
2016.05.28
学術交流委員会です。
5月23日(月)から5月25日(水)まで、姉妹校であるカリフォルニア州立大学フラトン校(米国、以下フラトン校)より、Kristine Dennehy (クリスティーン・デネヒー)博士(歴史学科次長・教授)を本学にお迎えしました。
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初日(5月23日)
デネヒー博士が本学に到着しました。工藤事務長をはじめとする事務局職員による温かい歓迎を受けた後、為沢司書の案内で附属図書館を視察しました。
【正面玄関の飾り付けと藤井図書館職員デザインによるウェルカムボード】
2日目(5月24日)
まず、禿正宣学長への表敬訪問を行い、杉島一郎人間学部長、モーリス・スプリチャル英語教育センター長、学術交流委員会の矢橋知枝委員長、西出和彦副委員長とともに、本学との学術交流について話し合いました。
【禿学長とデネヒー博士】
続いて、学術交流委員による各学科施設の説明、学生食堂でのランチなど、キャンパスツアーを楽しみました。
【心理学科 心理学実験室 / 大学院 箱庭療法 / コミュニケーション学科 E館「横丁」】
【健康栄養学科 調理実習室 / 子ども教育学科 ピアノ練習室 / 学生食堂でのランチ】
午後は、本学学生対象のコミュニケーション学科主催特別講演に続き、一般公開の特別講演"World History and the 2016 U.S. Presidential Election"(「世界の歴史と米国大統領選2016」)を学術交流委員会主催で開催しました。
スプリチャル英語教育センター長による本学とフラトン校との姉妹校提携紹介に続いて始まったこの特別講演では、アメリカが抱える移民や女性の政治参画問題が次期大統領選挙に及ぼすインパクト、デネヒー博士ご自身の来日時のエピソードや候補者へのスタンスについても言及がありました。学外からも多数の来聴者があり、時間いっぱいまで活発な議論が交わされました。
【学術交流委員会主催特別講演の様子】
講演終了後は、本学サークルの和太鼓「仁」とよさこい「我楽」による演奏・演技を楽しみ、本学主催の懇親会に出席しました。
【和太鼓「仁」】
【よさこい「我楽」】
最終日(5月25日)
奈良俊幸越前市長を表敬訪問するため、矢橋委員長と西出副委員長、丸山地域共創センター次長とともに越前市役所を訪れました。今回のデネヒー博士訪問に大変関心を寄せられた奈良市長より、両大学の末永い交流への期待が述べられました。
【デネヒー博士と奈良市長 / 福井しあわせ元気国体2018の幟の前で】
その後、仁愛大学アンテナショップ駅前サテライトへ集合したコミュニケーション学科4年生と矢橋委員長とともに、ボランティアガイド「語り部」の宮脇様の案内で、越前市まちなかツアーに参加しました。
【駅前サテライトとまちなかツアー】
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フラトン校を訪れた本学学生をホームステイで受け入れたり、授業参観に招いたりと、これまで本学との交流に積極的に関わってこられたデネヒー博士。長年の日本留学で培われた美しく流暢な日本語で、本学学生・教職員と密なコミュニケーションを取り、「仁愛大学にいるなんて夢みたい!」と旺盛な探求心を発揮された3日間でした。
最後になりましたが、今回のフラトン校教員招聘事業実施にあたり、本学教職員の皆様には大変お世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。